ついに来た!ContactSheet for Quest !
皆さん! VRC ライフを楽しんでいますか!?
ContactSheet for Quest を届いてくるのをワクワクと待ち、届いてきた日にはダンスしたくなってきた Suiminn 04です!
今回の記事は ContactSheet for Quest のレビューを徹底的に解説していきたいと思います!
- ContactSheet で VR 手話をどれくらい表現できるようになったか
- VRChat で簡単に対応できるか?
- ContactSheet を使う時のコツ
初めて体験会に参加してから届くまでずっと待ちましたので、今回は徹底的にレビューしていきたいと思います!
この記事を読み終わるのに5分かかります。
ContactSheet for Quest の概要
まずは ContactSheet for Quest とは何か?
Diver-X さん Quest 2・3・Pro の為に開発した周辺機器です。
この周辺機器を Quest のコントローラーを取り付けることで VALVE INDEX のコントローラーと同じようにセンサーによって5本の手指を動かすことが可能になります。
詳しい内容についてはこちらの記事からお読みください。
こちらの記事には Diver-X さんが開発した ContactSheet for Quest の体験会を参加してきた事について書かれています。
届いた商品の中身
Diver-X さんから届いてきた商品は2つ!
まずは ContactSheet for Quest!
Diver-X ContactSheet for Quest パッケージ内容( Quest 2専用) | ||
各種項目 | 内容 | 個数 |
ContactSheet | CntactSheet本体モジュール | 左右1個ずつ |
ContactSheet Dongle | ContactSheet接続用 専用ドングル | 1個 |
USB-C Cable | ContactSheet充電用 付属ケーブル | 2本 |
ContactSheet 取付シール | ContactSheet本体をコントローラーに取り付けるためのシール | 12枚 |
クリーニングペーパー | コントローラー表面清掃用 | 2枚 |
シリコンバンド | ContactSheeet 本体を QuestPro コントローラーを取り付けるためのバンド | 4個 |
次に付属品です!
AMVR Hand Grip Straps for Oculus Quest 2 パッケージ内容 | ||
各種項目 | 内容 | 個数 |
Left/Right Controller Cover | Quest 2 の乾電池のフタの取り替えるためのカバー | 左右1個ずつ |
Left/Right Battery Cover | 乾電池を取り換えるためのカバー | 左右1個ずつ |
Elastic Rope | Leather Strap をController Cover をつけるため | 6本 |
Leather Strap | コントローラーのストラップ | 2個 |
Manual | 取扱説明書 | 1冊 |
以上、Dive-X さんから届いた2点です!
Queet シリーズの目的の為、コントローラーによって内容が異なるようなので Quset 2以外のパッケージ内容については Diver-X さんから 提供しているドキュメントより確認してみてください。
ContactSheet を Quset コントローラーを装着してみた!
実際に ContactSheet を Quest コントローラーを装着してみたら、少し混乱することがありますが、 Diver-X さんから提供してくれたドキュメントがあったおかげで装着する難易度はそこまで難しくなかったです。
装着した後、トラッキングのキャリブレーションのために Diver-X さんから提供しているアプリで接続するのも簡単に出来るようになりました。
以上であとは VRChat にログインするだけ!
やることが簡単でいいですねぇ!
いよいよ実装!VRChat で ContactSheet for Quest を体験!
では、いよいよ VRChat でちゃんと手指動かせるかドキドキします!
Quest 2のヘッドセットを被って VRChat にログイン!
おぉ・・・おぉ!!動く!!指が動けるぞ!!(嬉)
Quest 2のコントローラーで5本の手指を動かせることだけで感動を覚える Suiminn 04。
指を動かすことだけで夢中になり、15分ぐらいやっちゃいました(笑)
さて、本来の目的を忘れてはいけないと思い、早速手話を表現できているか確認することに!
指文字
まずは指文字の方から確認していきます!
今までの VR 手話では Quest シリーズのコントローラは限りあるボタンやアバターによって設定しているハンドジェスチャー等で指を動かしているため、現実の手と同じようには表現できませんでした。
Quest のコントローラーで指が動かせないのは、「中指または薬指・小指のみ動かす」のと「指の第1・2関節を若干曲げる」、「親指と人差し指、中指だけ伸ばす」、「3」のが表現できないというのが主な例です。
過去の記事に Queset のコントローラーの操作方法について書かれていますので、詳しく知りたい方はこちらの記事へ読んでください。
前置きは長くなりましたが、実際に ContactSheet で操作してみると…
動画を見た通り、指文字の「い」・「け」・「し」・「す」・「せ」・「つ」・「ぬ」・「ね」・「へ」・「ま」・「み」・「め」・「や」・「ゆ」・「よ」・「る」・「ろ」・「わ」を表現することが可能になりました!
ContactSheet for Quest を使うことで大幅に表現できるようになれました。
ですが、唯一指文字で表現できない「ら」は当然ながら表現することができませんでした。
これは、仕方ないと思います。
VR 上で手指を動かせたのは、デバイスのセンサーによって動かせるようなりますので、「ら」を表現するには人差し指と中指を交差しなければならないので、不可能と言えます。
あとは、読み取るのに難しいなと思うのが、「い」と「ち」の判別が難しいと思います。
実際の指文字では一目瞭然ですが、 VR だと完全に閉じた状態しかできないので難しいですね…。
そうなると「い」は変わらずで、「ち」は VR 手話として表現した方がいいですね…。
手話
次に指文字だけでなく VR で手話をどれぐらい表現できるようになれたか検証!
指文字の表現が大幅に出来るようになったと同時に手話も大幅に表現できるようになりました。
今までの表現は、WATBT代表のラファエルさんが両手での表現を様々な工夫を考えてきてもらったおかげで VR で手話べりすることが出来ました。
今回、ContactSheet のおかげで片手で表現できるようになったことで会話でのテンポやスムーズさが現実の手話べりとは全く変わらないと言ってもいいぐらい出来るようになれました!
これで VR で現実の手話を体験することが出来る事で手話を興味持ってくれた人や手話を勉強したいと思っている人としては、現実の手話と変わらず学べる事が一番うれしいことかもしれませんね。
もちろん、僕ら手話を母語としてやってきた立場としては非常に嬉しく思い、より手話べりのスムーズさが増していると感じるようになれるかと思います!
ContactSheet for Quest の使用コツ
次に ContactSheet for Quest の使用コツです。
なぜコツが必要か?
今まで Quset 2/3のコントローラーのみ操作してきたことでいきなりコントローラーを持った状態で手指5本で操作するのは難しく、慣れるには時間かかるかと思います。
操作する中で、表現するのに現実では操作が難しい所があります。
例えば、指文字の「わ」と「ま」と「ゆ」
主に人差し指と中指・薬指だけで伸ばしている状態が一番難しいかと思います。
現実では三本の指を伸ばすのはたやすいけど、 ContactSheet のセンサーのせいで小指を曲げているのに VR では小指も伸ばしてしまうという人が多くいるのではないかと思います。
もちろん、アプリのキャリブレーションで微調整する手もありますがこう何度も微調整するとさすがにストレスを感じるのではないかと思います。
そこで、 Suiminn 04が実際に操作しある工夫をすることで綺麗に3本の指を伸ばせるようになれるコツが見つけました。
こちらの現実での僕の操作している画像ですが、薬指を少し曲げれば小指が完全に曲げることができ、センサーが正常に反応することができることで表現できます。
これは僕の手の問題で「わ」を表現するときに小指を曲げてしまうとどうしても薬指が曲げてしまうし、逆に小指を伸ばした状態じゃないと表現できません。
ではなぜ現実の方は薬指を曲げているのに、 VRChat では伸ばすことができたのか?
単純な話、センサーを反応しないように薬指を触れていないからです。
そうすることで「わ」を綺麗に表現できるようになりました。
この方法は僕だけかもしれませんが、似たようなことで悩んでいる VRChatter 達に参考程度に知っていただき、それぞれの工夫をしてみた方がいいでしょう。
また Twitter で見かけますが、親指を動かすのに親指の位置が難しいという声があります。
ですが、これは ContactSheet のアプリ上での話です。
VRChat ではわざわざ親指の位置にしなくてもいいという結果になりました。
ContactSheet で VRChat をやると、Quest と同じようなやり方で問題なく親指を動かすことができます。
考え方で言うと、ContactSheet と Quest のコントローラと一緒に操作しているような感じなので親指以外の操作は ContactSheet、親指の操作は Quest のコントローラーで操作していると考えていけばいいと思います。
ですので、 VRChat ではいつも通りの親指の動かし方で問題ないということです!
ContactSheet でより手話の表現を豊かに!
以上で ContactSheet for Quest のレビューでした!
今まで両手での表現の工夫で楽しんできましたが、 ContactSheet のおかげで片手で済んだことで表現する時間がかなり短く感じるようになったおかげでストレスが無くなっているなと非常に感じました。
手話だけでなく、写真や動画で手の表現をより豊かに表現できることもありますので非常にいいデバイスかと思います。
この記事を読んだきっかけに手に取ってみてはいかがでしょうか?
さらに、わざわざ価格が高い Index を購入しなくても VR ヘッドホンの中で低予算で購入できる Quest 2や3を購入し、ContactSheet も購入しても合計額を見ても比較的安く済むんじゃないかと思います!
Quset 2や3と ContactSheet for Quest を購入して VRChat で手話を学び、一緒に楽しんで行きましょう!
VRChat では ラファエルさんが代表として活動し、 VR 手話で手話教室や交流イベントなど開催しています!
興味ある方はぜひグループの方に加入し、イベントに参加してみてくださいね!
今日はここまでにしたいと思います!
それでは!良い VRC ライフを!!