笑顔で話せるコミュニケーションの大切さを教えたい
皆さん!こんにちは!ゲームライフを楽しんでいますか!?
全国にいる難聴者に教えられることは何なのか考えている Suiminn 04です!
今回は難聴者に伝えたい「コミュニケーションの大切さ」をお伝えしたいなと思い記事をまとめることしました。
もちろん、そうでない方でもぜひ僕自身考えた内容を読んでいただきたいです。
- 快適なコミュニケーションの要素はお互いの努力が大事!
- 失敗を学び成功への道だと考える!
- 現実でも VR でも同じ!
そんな感じでしょうか?
それでは!行きましょう!
Let’s Go !
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Twitter(X)にて見かけた出来事
ある日、Twitter ( X )で難聴者の方々達がどのようなtweetしているかなと思い、検索してみたらこれらのようなツイートありました。
複数人の会話。初対面の難聴の方が、コミュニケーションを諦めてるのが伝わってくる。
— すん5555 (@syum_5555) November 1, 2022
私はいません、会話には入りません
が普通。
その感覚もそうだよねと共感しつつ、
少しでも分かりやすく個人的に顔を見て、つたない対応手話を添えて話す
少しずつ笑顔が見えてくる😂
お互いホッとしたいよね😌
難聴ってものすごくつらい😱
— gayan (@gayan19145788) June 5, 2020
他人からは一見してわからないので、理解してもらえず、聞こえない場合は笑ってごまかす、自信を持って会話できないなど、コミュニケーションする際のストレスが半端ないんだよ😰
コミュニケーションに関して非常にストレスを感じている人が多くいらっしゃいますし、何より会話が楽しめないことが多くいることが目立っているなと感じ取れます。
確かにお話をするのに「情報」を把握することが必要不可欠ですが、何より大事なのは会話の中で「楽しむ」ことがいかに重要なのか痛いほど分かる内容です。
僕自身もお話しする時に何の話なのか聞き返したり、人の話を一点集中して聞いたりしたけれども周りが笑い声起きているのに自分だけ笑えないというのがつらい時があります。
そんなわけで今回僕が経験してきたことや現在どのように対応しているか共有していきたいと思います。
その中には、すでに共有済みの情報があります。
難聴者としての私が直面したコミュニケーションの問題
今まで経験してきたことを思い出し、「これが問題だったなぁ」や「結構苦労したんだよね…」と感じたことをあげてみると…
- 自分が耳が聞こえない事を人に説明した上での頼み方
- 飲み会でのコミュニケーション
- 聞き返し
- 話の輪に入る問題
- 交流する時の限界の人数
以上、僕が経験してきたことでコミュニケーションの問題だと思っている事です。
一部は聴者と変わらないような問題ですが、実を言うと難聴ならではの問題な点がいくつかありますので、僕の実体験をありのまま説明していきたいと思います。
自分が耳が聞こえない事を人に説明した上での頼み方
当時の僕自身耳が聞こえないという自覚がなく自覚し始めたのは恐らく小学生2年生あたりから気づいた感じかと思います。(僕の記憶では…)
早い段階から聞こえの教室の先生や親から「自分から耳が聞こえないということを周りの人に声かけるようにしなさい」と教えられたことで僕の周りに声をかけてきました。
「僕は耳が聞こえないので大きな声でゆっくりとお話ししてください」と…
もちろん、電話も例外なくお願いしてきました。
その結果は自分の理想的な会話をしてくれたか聞かれると正直五分五分…
耳の遠いおじいちゃんとおばあちゃんに話すようにすごくゆっくりお話ししてくれたり、大きい声で話してくれるが余計に大きすぎて聞き取りにくいという問題が起きてしまいます。
飲み会でのコミュニケーション
大学生になってから飲み会に参加するようになり、初めて大人数での食事を参加してはみたものの周りの環境が賑やかで相手の話が聞き取りにくい事が多くありました。
楽しんでいる雰囲気の中でお話しをついていくのに苦労するし、失敗すると盛り上がりが冷めてしまったというトラウマになりそうなことがあります。
たまに即興のゲームを始めたりするので、どうやってやればいいか分からないし何より分からないからテンションが付いていけないのがつらかったです…(泣)
聞き返し
人と話すと時々聞き返しすることがよくある事で僕自身は仕方がないのですが、相手が「またか…」という呆れた反応があるので、こっちにも結構メンタル的にダメージを食らってしまうので疲れてしまいます…
一回だけでなく、何回か起こる事なので楽しい会話したかったのに段々とイライラすることが多くなってきます…
それだけの問題だけでなく、聞き返しの仕方が思わず「えっ!?」という反応が多かったというのが自分の中では一番の問題じゃないかなと思っています。
話の輪に入る問題
これは障がい者関係なく皆もよくある問題かと思いますが、僕としては結構苦労する問題です…。
途中からはまだしも仕方がないかもしれないけど、話の最初からは分からないことも多い事があります。
頑張って何の話か重要なキーワードやどんな話か把握するのに無駄にエネルギーを使って聞いている事があるので、余計に疲れてしまうという問題。
盛り上げるのに一緒に聞いた方がもっと盛り上がるであろうに結構大変な問題です。
会話する時の人数の限界
僕の耳は左耳しか補聴器装着しているため、会話をする時は対面は問題ありませんが右側にお話しても聞き返しの回数が増える傾向があります。
右に立たれると落ち着かない事がありますので会話する時の人数の限界はあります。
コミュニケーションの鍵:笑顔で話すことの力
そういった問題を起きたことで高校・大学時代であまり笑顔がなかった時が多くありました。
周りからも「暗い」という声も上がるほど良くなかったようです。
僕自身も楽しくなかった時が多くあったので、ただただひたすら時間を過ぎるだけ過ごしてきました。
そう過ごしているうちに友達や親に心配してしまったこともあり、自分にも「いつまでたっても変わらんしなぁ」と思うことがあったので、自分で解決できる方法を探すことになりました。
暗くなった理由は笑顔が少なかった事
暗くなった原因はすぐに分かった。
「笑顔」が少なかったことが。
以前では笑顔があり明るいとよく言われた事を思い出し、「もしかして何かと楽しめているから出来たけれど最近は楽しめていないからそうなったんじゃないか」と考えました。
もちろん、コミュニケーション以外に受験や人間関係の影響でかなり落ち込んでいたこともあり、行きたい大学も行けず、勉強がうまくいかなかったこともありました。
色々と原因がある事で笑顔が無くなっていったんだなぁと考えました。
そういった答えが見つけたことで解決方法を考えました。
コミュニケーションを円滑するための具体的な方法
解決すべき問題を見つけられたことで、どう解決すべきか僕なりに考えたことは…
- 配慮の頼み方
- 大人数の飲み会は可能な限り参加せず、少人数の飲み会に積極的に参加する
- 聞き返しする時に相手に不愉快を与えないようなリアクションをする
- 話の話題に合わせられる範囲だったら積極的に入る
- 会話する時の人数は最大で3人!
これが僕の出来る限りの解決策であって、これが正解だと言えるかと思うと正直自信がないのですが、これが最善策かと思っています。
配慮の頼み方
言葉って意外にも不思議な能力ってあるんですよ。
言葉の使い方によって相手の感情やメンタルに影響することもできますし、使い方によっては自分の性格や癖に徐々に作り上げてしまうことだってあります。
そうなると頼み方の言葉も考える必要があると思います。
頼み方を変えたきっかけ
大学生になるまで色んな人と関わり、様々な声を聞いてきました。
声が低く滑舌が悪い男性や声が高くおっとりした女性、元気にハキハキと大きな声で話す子供たちなど色んな人と話してきて高校3年になってから僕の聞こえ方がどんな声が聞き取りやすいのか少しずつ意識し始めました。
また、自分の頼み方が良くないと思ったことも…
少し高めの声が聞き取りやすく、女性の声が聞き取りやすい傾向が分かってきました。
また落ち着いて話す方がより聞き取りやすいことが分かりました。
逆に聞き取りにくいあるいは苦手な事も気づきました。
大きすぎる声やゆっくり話す方が一番聞き取りにくく話の内容の理解が出来ない事が分かってきました。
大きすぎる声または音だと音を割れているかのように不愉快で怒られているのかのようにビクビクしてしまうことによって話の理解が追い付けないことがありました。
ゆっくりだとあまり話の進みが遅すぎてイライラしてしまうという傾向がある事が分かってきました。
(これは僕の性格の問題なのだろうか…笑)
そういった自分の聞き取りが得意・苦手が分かってきて、耳が聞こえない事の配慮の頼み方が変えてきました。
「耳が聞こえない」=「大きな声でゆっくり話せば通じる」という相手が捉えてしまうことだろうなと僕の考え方で、具体的な指摘でお願いすればいいじゃないかと考えました。
大学生になって聴者と交流する機会が増えたことで…
中高一貫のろう学校から卒業し、久しぶりの聴者と大学生活を送ることで自分の聞こえの配慮してもらう時のお願いの仕方を変えました。
「耳が聞こえないのでいつも通りのしゃべり方で少し大きめにお願いします」
小学生の時からやってきたのと大学生の時に変えた頼み方との違いは、「しゃべり方はそのまま」と「少し大きめの声」というキーワードを変えました。
「しゃべり方はそのまま」・「少し大きめの声」
人のしゃべり方って癖の一つだと思い、相手に癖を無理やりやってもらうのはかなり難しいかと思います。
スポーツなどの技術的な話の場合は少し話が違ってきますが、日常での癖を指摘するのに期待するのは大きな間違いだと考えた方がいいです。
もちろん、付き合いの長い友人にでも指摘するのは少し違うかなと思います。
もし癖を指摘すると相手が話す調子が狂ってしまうし、なぜかはわかりませんが自分にも相手の話がついていけないと不思議に感じてしまいます。
相手の口調は個性の一つだと受け止めればいいじゃないかと思い、日々相手の話し方を聞くのが楽しく聞いています。
「少し大きな声で」の場合は、これは相手にとってはすこし難しいかもしれませんが僕としては「保険」として頼んでいます。
そうすることでもともと大きい人でもある程度は我慢できるだろうし、普段声が小さい声の人でも少しでも声を出してもらえるかなと思っています。
それでも厳しそうだなと思ったら、あとは自分の努力するしかないと割り切っています。
聞き返しする時に相手に不愉快を与えないようなリアクションをする
聞き返しする時のリアクションが「え!?」という反応は相手としてはあまりいい印象ではないと思うので、言葉の表現を変える必要があります。
相手に嫌な思いしないように柔らかい言葉で反応した方が、相手がもう一度言ってくれると思います。
例えば、「ん?」とか「ごめんね(汗)よく聞き取れなかったからもう一度言ってくれる?」などやんわりとした言葉で聞き返しすればいいかなと思っています。
大人数の飲み会は可能な限り参加せず、少人数の飲み会に積極的に参加する
これは少し勇気が必要かと思う考え方で大人数の飲み会は可能な限り参加しないようにしています。
僕自身、あまり楽しめないなって感じると無意識に顔が出てしまうことが多いんです…(汗)
当然、相手にも「あ、楽しめてないな」とか「盛り上がってんのになんで楽しめないのか」と白い目で見られてしまう。
結局、大人数の飲み会には可能な限り参加しないようにしています。
参加して嫌な思いするより、最初から断って相手にいい気分にならない方が僕としてはまだいい方じゃないかなと思っています。
その代わりに少人数の飲み会だったら積極的に参加するようにしています。
少人数だったら、ある程度のお話が聞き取れるし個室ありの店舗にするという選択肢もできますのでそっちの方が楽しくできています。
それだけでなく、一人でも多く僕とのコミュニケーションの経験を自然と身に着けてもらった方がこちらにも助かるし、いろんな人を誘って仲良くできればある程度僕の聞こえを理解できる人が増えれば今後の人間関係がうまくいくはずだと思っています。
話の話題に合わせられる範囲だったら積極的に入る
話題の引き出しに出せるキーワードを聞き取れたらお話の輪に入ればいいじゃないかと考えています。
結局はこれが正解なのかどうかも自分でも分かりません。
出来る限り聞いて話せるんだったらその話題に参加するのもいいし、難しそうだったらうまく相槌を打って行くしかないかなと思います。
もし、何の話かは分かるけど気になる事があったら途中で「それってどうゆうこと?」とか「〇〇って何?」等を質問したり、「つまり~こうゆうことだよね?」などを話の要点を確認したりすれば、相手に「話を聞いているな」って十分に伝えられるし、自分自身にも話の把握がより掴めるようになれます。
会話する時の人数は最大で3人!
少人数で会話する時に僕の限界は3人までだと決めています。
これ以上人数を増やすと聞こうとするエネルギー消費が激しくなり、疲れて話が楽しめなくなっちゃうので少人数で会話する時は3人までにしています。
話の途中でいつでも質問できるし、落ち着いてお話しすることができるので僕としては一番いい方法かなと思っています。
しかし、どうしても大人数になる時ってありますよね?
その時は割り切って参加するように努力して、聞きなれるしかないかな…と思います…。
あまり解決になっていないけれど、やはり難しい時だってやってきますから時間を過ぎるのを待ったり、タイミングを見つけて自分で少人数の会話を作ったりしていくしかないかと思います。
解決策を見つけたことで笑顔で話せるようになった
これらの解決策を見つけたおかげでコミュニケーションをうまくいけるようになれたし、友人からは「誰とでも仲良くなれる」とか「明るい人だ」など声を聞くようになっています。
自分でも以前は少しどんよりになった気持ちが多かったのですが、今では楽しく過ごせるようになっています。
経験したことで人と話すことが好きだなと思えるようになったし、笑顔で話した方がより楽しく過ごせるので自分が難聴だというネガティブで考えることが少なくなってきたかなと思います。
笑顔で話せる環境を作るためのアドバイス
これまで僕が経験した上で考えた解決策を共有しましたが、だからと言って難聴者の皆さんとしては解決できるかと言われると、そうでないと頭の隅っこに置いておいてください。
同じ難聴で同じくらいの聴力があってもこれはただの数字でしかなく、難聴者の聞こえ方によってはやはり異なりますので、結局はそれぞれ自分自身で解決策を見つけるしかないかと思います。
あくまでも、僕の解決策は参考程度として読んで頂ければいいかなと思っています。
解決するために様々な試しをする機会が多くなるし、同時に「辛いな」と思う機会が増えてくると思います。
ですが、その辛さを人生の経験とし財産だと思って行動していけば今後やっていけると思います!
色々経験していくうちに今後の対応が分かっていくので、以前より生活が豊かになっていけるかと思いますので、辛いでしょうが諦めずに頑張って行きましょう!
また、コミュニケーション手段として増やす方法もあります!
難聴でも豊かなコミュニケーションを楽しむために
以上で、笑顔でコミュニケーションの大切さについてでした!
難聴者が直面するコミュニケーションの問題で「人との雑談は楽しめない…」「人と話すのが苦手…」と思う人が多くいらっしゃるかと思います。
それを解決するにはやはり自分の力で解決するしかないのですが、努力することで今後の生活が楽しく過ごせるようになれるかと思いますので、少しずつでいいので頑張って行きましょう!
では、今日はここまでにしたいと思います!
それでは!良いゲームライフを!!