難聴ウサギさんが共同開発した3代目の骨伝導集音器「Vibone nezu3」
皆さん!こんにちは!
集音器に全く縁のないsuiminn04です!
今回は8月30・31に開催されている難聴うさぎがご紹介している「Vibone nezu 3」の試着会に参加してきました!
Vibone nezu 3に気になる聴覚障がい者に必見なのでぜひこの記事を読んで参考にしてみてください!
- 特許申請済み!聴覚障がい者にも効果が期待できる集音器を紹介!
- 難聴うさぎさんのチャンネルには実際の体験した人が喜んでいる人多数!
- ながら聴きはできないけど集中して聴く目的なら試す価値あり!
こんな感じでしょうか?
Vibone nezu 3について徹底的に解説していきますので、ぜひこの記事を参考にしてレンタルしてみたり、購入してみてください。
それでは、いってみましょう!
Let’s Go!
この記事を読み終わるのに5分かかります。
Vibone nezu 3とは?
Vibone nezu 3は圧入式骨伝導という特許を取った骨伝導イヤホンであり、一般の骨伝導と違って「音を集中して聴きたい」を目的とした特殊な骨伝導イヤホンです。
主に聴覚障がい者向けに開発し、音の世界に諦めたことをもう一度挑戦してみるあるいは初めて足を踏み入れるために希望を持たせるイヤホン、このような集音器を聴覚障がい者として試したくなるかと思います。
Vibone nezu 3の仕様 | |
製品名 | 骨伝導集音器「Vibone nezu 3(バイボーン ネズ スリー)」 |
形状 | ネックバンド型ワイヤレス骨伝導イヤホン |
カラー | ホワイト/ブラック |
サイズ | 約150×210×18mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約80g |
電源 | 充電式リチウムポリマー電池 |
充電方法 | USB Type-C |
充電時間 | 約4時間 |
連続使用時間 | 約12時間 |
接続方法 | ワイヤレス接続 |
主な機能 | |
外音取り込みマイク | 左右調整機能 |
ハウリング抑制機能 | ノイズダクション機能 |
アプリ対応イコライジング機能 | 防水機能 |
Vibone nezu 3は現在三代目のモデルで、一代目からかなり改善したそうです。
一代目と二代目はモデルである「 Vibone nezu HYPER 」はネックストラップ型で、電力は単4電池式の乾電池を使用。
有線で音楽を聴くという機能でした。
今回ご紹介 Vibone nezu 3は大幅に改善したようです。
さらに専用のアプリや防水、ノイズダクション機能など追加しさらに便利性が高まっています。
Vibone nezu 3専用のアプリ

Vibone nezu 3専用のアプリには「モード切替」や「音量」、「ノイズリダクション」、「音質」に備えています。
もちろん、このアプリを通じてスマホから音楽視聴や電話での会話などに使えます。
モード切替
モード切替は集音器として使う時に調整する「集音モード」とBluetoothでアプリを通じて聴く「Bluetoothモード」があります。
それぞれ調整可能な範囲があります。
「集音モード」には音量・ノイズリダクション・音質すべての機能を調整することが可能です。
対して「Bluetoothモード」は音量のみです。
それぞれ自分で調整することが可能で、アプリで調整するだけでなく本デバイスにノイズリダクション・イコライジング・音量調整・モード切替ボタンがあるのでどちらも調整することが可能です。
音量
Vibone nezu 3の音量調整方法は、左右音量を独立調整することが可能で両側性難聴者や片耳難聴者としてはうれしい機能かと思います。
筆者も両側性難聴で片方だけ補聴器を装着していますので、片方だけ着用したいと以前から思っていました。
もちろん、イヤホン自体も片方外すことが可能です。
音量の調整の右側に「ブーストモード」があり、調整した位置からすぐに最大限に設定することができる機能です。
最大音量でないと聞き取れない聴覚障がい者としては楽な機能かもしれませんね。
ノイズリダクション
ノイズリダクションはいわゆる「ノイズキャンセリング」という機能である。
飲み会や会議などで友人や社員との会話の中で余計な音を聞きたくない状態の時に使用する便利な機能である。
ただ、ノイズキャンセリングを使用するだけでなく細かく調整することが可能です。
調整可能な範囲は「off・25%・50%・75%」が4通り調整可能です。
音質
全ての難聴者にはすべて同じ聞こえ方であるというのは大きな勘違いで、「高・中・低音」が聞き取りやすい・聞き取りにくいという個人差があります。
そのためには、音質を調整できる「イコライザー」という調整機能がないと、すべての難聴者が求めている聞こえが聞き取ることが不可能かと思います。
そこで Vibone nezu 3専用のアプリには簡易的な調整ときめ細かく調整できるようになっています。
簡易的な調整の表示には「フラット(flat)・低音強調(low)・中音強調(mid)・高音強調(high)」を簡単に調整することが可能です。
簡易的な調整の横に歯車があり、それをタップすると「カスタムEQ(Custum Equalizer)」というページになり、低・中・高音域それぞれ微調整することが可能です!
自分の聞き取りやすい音質を調整し、聞き取りやすい設定すれば従来のイヤホンより効果が発揮できるかと思います。
また、このカスタム EQ にはメモリーが3つ保存することが可能で聞く時のパターンを切り替えることができます。
例えば、「音楽を聴くためのパターン」・「電話で通話する時のパターン」・「広い部屋での講義や会議などのパターン」など様々なパターンの為にカスタマイズしておけば、すぐに対応することができるのがいいですね!
補聴器と集音器の違いは?

ここまで Vibone nezu 3は何なのかは大体わかったかと思います。
ですが、読者が疑問に思うことがあるはずです。
補聴器と集音器との違いは?
一般の集音器とはどう違うのか?
日常生活用として使っていけるか?
たくさんの疑問を感じるはず。
筆者も集音器や骨伝導に関しては素人知識でしか持っていなかったので、調べてみました。
補聴器と集音器との違いは?
まずは補聴器と集音器との違いというは、大きく分けると一般家電商品か医療機器かです。
効果も価格も大きな違いがあるので、以下の比較を出してみました。
集音器と補聴器との違い | ||
補聴器 | 集音器 | |
商品のカテゴリー | 医療機器 | 一般家電 |
価格 | 高価 | 低価 |
調整方法 | 一人一人の聞こえに微調整可能 | 調整可能だが、大雑把 |
使用シーン | 長期間、日常使用 | 短期間、特定の状況で使用 |
聞こえの効果 | 期待できる(個人差による) | 軽度ほど効果あり |
助成制度 | 助成金など受け取り可能 | なし |
対象者 | 聴覚障がい者 | 誰でも可能 |
そもそも補聴器は聴覚障がい者に向けての機械であり、特殊な機械を組み立てている精密機器なのである。
補聴器の購入先は、「眼鏡屋」・「補聴器専門店」・「家電屋さん」に購入することが可能です。
ですが、そこへいくだけだと効果のある補聴器を見つけるのが不可能なので行く前にやらなければいけないのが耳鼻科からの診断結果が必要です。
それに対して集音器は、一般家電であるため家電屋さんやAmazonなどECから購入することが可能です。
これは単純に音を拾い、耳元に音を送るような作りになっているため量産化しやすく調整は自分たちで調整することが可能です。
もう一つは、「細かい機能の差」です。
最近の補聴器ではかなり技術が進み、「防水性」・「ノイズキャンセリング」・「AI 機能」など様々な機能のおかげで聞こえの質が高めています。
そのため、価格が高いのだ
筆者が使用している補聴器は50万円で、機能もほぼ備えている。
一般の集音器との違い
さて、 Vibone nezu 3は集音器である。
しかし、ただの集音器ではない。
特許申請を獲得した集音器である。
一般の集音器との違いは大きく分けると…
- 「音をしっかりと聞くため」の圧入式骨伝導
- イコライザーやノイズキャンセリングの機能がついている
- 聴覚障がい者のために作られている
アマゾンなどで一般の集音器を調べた限りだと、ほとんど耳が遠くなった高齢者に向けての商品であり難聴者などに効果があるかどうかも怪しい。
音量など調整できるが、 Vibone nezu 3を紹介したように「特定の音域に調整する」機能が全くと言ってもいいぐらい対応している集音器がないのだ。
聴覚障がい者向けの集音器はこの Vibone nezu 3だけかもしれない。
集音器に効果のある対象者は?

一般の集音器に効果ある聴覚障がい者は、軽度程度の難聴者に効果があるでしょう……。
これは一概には言えず、人によって効果があるかどうかは何とも言えないのです。
ですが、Vibone nezu 3は高齢者から聴覚障がい者まで幅広く効果があるという声が多数あります。
片耳難聴・軽度難聴だけでなくろう者や高度難聴にも「聞こえた!」と感動する様子を見ることができます。
筆者は正直半信半疑だったが、多くの感動を与えている様子を見ると「今後近い将来補聴器が効果なくても音の世界に足を踏み入れる方法はまだ残っているだろう」と思ってしまいます。
8月末に開催したVibone nezu 3の試着会に体験してきた

今回8月30・31日にヨドバシ横浜にて Vibone nezu 3の試着会が開いているという情報を獲得したので、ネットでの情報だけでなく、実際に筆者の聴力にも効果あるかどうか体験してきました。
試着した結果は……
あまり期待できるほど効果はありませんでした……
- 右耳には振動だけで分かったけどただ振動しただけではあまり良いと感じなかった
- 右耳が感じ取るまで最大限にしてしまったせいで、右耳が少し痛くなってしまった
- スタッフさんのスマホにインストールしたアプリを通して音楽を聴いてみたが、つながっていないことが多くあまり便宜性を感じなかった
- 左耳にかすかに声や音楽が聞こえた
- イコライザーの調整できるおかげで自分が聞こえるところまで聞こえた
筆者は感音性難聴で重度両側性難聴であるため骨伝導では効果が薄く感じ、日常で補聴器の方が優れていると思っています。
ですが、決して効果が全くないというほどではない。
裸耳の状態で音を聞き取れるのは筆者としてはいい傾向だと思っているのだ。
感音性難聴はわかりやすく言うと鼓膜の向こう側に何らかの原因で機能できていなくって「聞こえない」のだ。
筆者の裸耳状態での聞こえは左右とともに100㏈超えています。
それにもかかわらず「振動」は分かるし、「音」はかすかに聞こえる程度だ。
個人差によるから何とも言えないが、「音」として認識できる人は多数いるのではないだろうかと期待してしまうのです。
日常的に使用していなくても、音楽などしっかりと音を感じ取りたい時に使用すればVibone nezu 3の実用性はあるのではないかと思います。
実際、難聴ウサギさんは音楽を聴くときは使用しているそうです。
レンタルして日常生活の中で検証
現在、検証中。
検証次第、まとめて提供します。
Vibone nezu 3を体験した人の様子
筆者だけの評判だと物足りないと思いますので、様々な聴覚障がい者たちの様子を集めてみました。
ここで分かってほしいのはここに乗っている方々はあくまでも個人としての感想であり、多数が「いいね!」や「あまり効果がないなぁ……」と言われているからがっかりするのはまだ早いかと思います。
それぞれの感想を聞き、気になったらまずはレンタルしてみるのもいいかもしれません。
効果を感じる人が多数!まずはレンタルして確認しよう!
Vibone nezu 3のおかげで初めて音の世界を知った多くの人みてどうでしたでしょうか?
Vibone nezuシリーズの存在が出てから三年経ち、認知度も高くなっていくことで音の世界を初めて感じた聴覚障がい者の数も増えているかと思います。
気になる人はぜひ試しにレンタルしてみて効果があったら、そのまま購入できるサイトがありますのでやってみてください。
また、筆者がいつもバーチャルの世界で手話を使って活動しています。
バーチャルの世界でイベントやフレンドさんとの交流したりしていますので、興味がありましたらぜひ suimin04まで問い合わせてください。
もちろん、言語学習イベントとして手話教室を開催していますので、ぜひのぞきに来てください!
皆さん初めまして!
— VRC手話ポータル こねくと (@jsl_portal) January 21, 2025
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今日はここまでにしたいと思います!
それでは良いゲームライフを!