もしかして…無言勢とろう者の共通点多いのでは?
皆さん!こんにちは! VRC ライフを楽しんでいますか!?
VRChat で活動しているろう者達に新しい居場所を作るのに VR 手話を身についている人を増やす必要だと考えている Suiminn 04です!
今回は「無言勢と VR 手話の相性の良さ」について解説していきたいと思います!
VRChat で VR 手話講師としてイベント活動してからもうすぐ1年くらいになります。
イベントだけでなく、それ以外の活動も無言勢の方々と交流したり手話を教えたりしてくると色々と考えられるようになってきたので、今回の記事になりました!
- 無言勢のコミュニケーション法を増やせたら会話がスムーズになる?
- 手話学習中の無言勢8人聞いてみた!
- 場所問わずにスムーズに会話できる!?
そんな感じでしょうか?
では早速解説していきたいと思います!
Let’s Go!
この記事は読み終わるのに5分かかります。
Suiminn04が思う無言性とVR手話の相性
では、まずなぜ無言勢と VR 手話との相性が良いのかをそこから始めたいと思います!
僕自身、 VRChat 始めてから一年過ぎある程度 VRChat を知れるようになったかと思います。
その中で VRChat でしか会えないと思いますが、「無言勢」という VRChatter に出会えました。
- 無言勢とは?
リアルでの環境や本人の事情により、無言で活動するVRChatter。
コミュニケーション方法は主にワールドに設置してあるペンで筆談やボディーランゲージ等を活動しています。
僕のフレンドの中にも何人かいて、楽しく雑談したり遊んでたりしています。
その方々に関わっていくうちに、ろう者と無言勢とは似たようなところあるなと思うことがあります!
また、 VR 手話というコミュニケーション方法を身に着ければより VRC ライフを豊かになれるんじゃないかなと思ってたりします!
無言勢とろう者の共通点
僕がそこが似ているなと思う共通点はこちらのリストになります。
- 特定の人に呼ぶときに相手の視界に入る
- 筆談する条件も同じ
- 動きがただただかわいい!
- ボディーランゲージが得意
パッと思いついたのがそんな感じです。
順追って説明していきます!
特定の人に呼ぶときに相手の視界に入る
特定のフレンドに呼ぶときに声が発することができないため、まず伝えたいことを書いてから特定のフレンドに呼ぶ。
またはお互い向き合ってお話しすることも多く見ます。
逆にろう者の場合も相手の視界に入って呼ぶことがリアルでも VR でも同じです。
ただ、厳密的に違うなと思う所は呼び方です。
ろう者の場合は相手が見える範囲に「手を振る」方法で読んでいます。
手のひらで横に降ったり、肩に叩くような動作で降ったりすることが多いです。
そういったところで無言勢とろう者の特定の人に呼ぶ方法が似ているなと思います。
ただ、呼ぼうとしたけど気づいてもらえなかったという悲しい結果も多くあります(笑)
筆談する条件も同じ
無言勢としては必須だというコミュニケーション方法の「筆談」。
ろう者の場合は「手話」が欠かせないのですが、相手が手話全く分からない場合は「筆談」します。
そうなると、筆談をするのに必要なペンですがペンを使うのにワールドよっては設置しているしていない所が選択肢が狭まる事があるし、わざわざ移動しなければならない事があります。
そういった面は両者としては申し訳ない気持ちが起きそうですね…
ただ、テキストチャットで会話する方法もありますがわざわざヘッドセットをはずしてからキーボード打つ時があるし、ヘッドセットについているマイクを通して文字起こしする方法(ろう者は不可)もあります。
ちなみにテキストチャットボックスでのおすすめのツールございます。
とはいえ、会話のテンポとしてはやはり速い方がいいという面もあり、筆談がいいという意見が多そうです。
動きがただただかわいい!
言葉通り、かわいいアバターでカワイイ動きをするとただただかわいい!
これ以上もこれ以下もない。
ただカワイイ!(何言ってんの?)
異論あるなら会いに行ってみてください。
手話でも筆談も動きがかわいくできますので!
ボディーランゲージが得意
ボディーランゲージは、この表現は相手に伝わりやすいという経験が嫌でも身に着くことができますので、想像力が豊かと思います。
ろう者も手話で表現するのに手だけでなく顔の表情、身振りで相手に自分の意志を伝えることが当たり前のやり方なので、無言勢とは大きな共通点の一つじゃないかなと思います。
無言勢と VR 手話の相性
一年間、無言勢とろう者と関わっていくと共通点があるということで無言勢にも VR 手話を身に着くのはどうだろうかと時々思います。
もちろん、無言勢の象徴である筆談・鏡文字は否定しているわけでもなく、それぞれ得意な方に選んでコミュニケーションを取っていた方がいいかと思います。
手話は自分自身で表現することができますので、場所問わずにどこでもコミュニケーションが取ることができますので無言勢にも密かにおすすめしたいなと思っています。
相手がろう者でも無言勢の人にもお互い手話で出来たら、手話を身に着きやすいし時々知らない手話を教えてくれる機会が増えますので勉強する機会も増やせると思います。
実際に無言勢同士で手話を話している姿も見かけます。
逆にろう者の方々としては、もし無言勢の方々にも VR 手話を身についてくれたら新しい出会いや新しい居場所を作れるきっかけでも出来るのではないかと思います。
手話学習中の無言勢の方々に聞いた!
では、僕が感じた上で実際に手話を学んでいる人たちにアンケートを取ってきました!
現時点でアンケートの回答もらった人は8人!
(アンケートのご協力ありがとうございます!)
まだまだアンケート中なので現時点の回答だけしておきます!
アンケートの内容はこちら!
- いつから手話始めたか
- なぜ手話始まった?
- 手話始まって以降、コミュニケーションのスムーズさが変わったか?
- 無言勢におすすめしたいか?
- 今後手話学んで行こうと思うか?
アンケートの内容がまだまだ弱い…今後アンケート取っていきますので今後クオリティーの高いアンケート作れるように頑張ります…(泣)
では早速回答結果を見てみましょう!
いつから手話始めたか
ラファエルさんのVR手話教室が始まったのは2年前から始まったことで、当初から始めた無言勢の人はわずか一人のみでした。
授業を続けて徐々に無言勢の参加者が増えた結果が一目瞭然です。
今後も無言勢の方々が手話教室の存在を知り、人数を増える傾向が見えます。
なぜ手話始まった?
ほとんどの無言勢の方々はフレンドの紹介で知ったきっかけが多くありました。
一番多く聞いたのが無言勢のイベント「無言勢キャストCafeクワイエット」のキャストさんからおすすめされたと答えた人が多かったです。
もちろん僕の無言勢のフレンドの中にはキャストさんがいます。
手話始まって以降、コミュニケーションのスムーズさが変わったか?
ほとんどの回答では、ほぼ変わったという答えになりますが、厳密的に言えば「相手による」という結果が多かったです。
手話はろう者の母語であるため、ろう者と話さない限り手話を使わない機会が少ないでしょう。
ですが、両者とも手話分かれば手話使う頻度が徐々に増えることが出来ると思います。
また、まだ学習中である人が多い為、読み取れる・自分で表現できるのはまだまだだと感じる人が多い印象がありました。
しかし、僕が回答者たちの手話のレベルを見た感じ最初の頃とは今の方が手話の表現が豊富に出来るようになれた無言勢の方々が増えていますので、やはり使う機会が増えれば増えるほどうまくなれると思います。
その他にも話す「相手」によるという答えもありますが、「以前まで活動した場所とは別にスムーズにコミュニケーションが取れる場所が新しく出来た」と新しい居場所が出来たと答える人がいます。
無言勢におすすめしたいか?今後手話学んで行こうと思うか?
この二つの回答では両方とも全員「はい」という結果になりました。
二年前、去年から始まった人達は現在も手話で会話している無言勢の方々はほとんどいることで手話での活動が楽しんでいると分かります。
また中では、無言勢が必要としているペンが置いていないワールドではアバターギミックのペンを使用しなければならず、同期ズレや書きづらいというデメリットな意見に対し、 VR 手話の方が正確に読み取りやすく同期ずれになりにくいという意見がありました。
アンケートの結果に対してのメリットとデメリット
以上でアンケートの結果です。
そのアンケートの結果や僕が感じたことを合わせて VR 手話を身に着くことでメリットとデメリットを説明していきたいと思います。
- どのワールドでも同期ずれせずにスムーズに会話できる
- お互い手話分かればより楽しく雑談できる
- 会話のテンポが通常の会話と変わらずに楽しめる
- ハンドジェスチャーはデフォルトのままでも会話できる
- リアルでも多少使える※
※リアルの手話と VR 手話とは多少違う表現する場合があります
- 覚えるのに時間がかかる
- 会話する相手が限られてしまう。
こんな感じでしょうか?
全て解説すると長くなるので、大事な部分のみ説明していきたいと思います。
メリット:会話のテンポが通常の会話と変わらずに楽しめる
筆談でのコミュニケーションの場合、どうしても書く時間がかかるし相手に待たせる必要あるので伝えたい内容をどうしても簡略的にやってしまいます。
それに対して VR 手話の場合は自分が伝えたい意志をすぐに表現できますので、普段より楽しめるようになれます!
デメリット:覚えるのに時間がかかる
手話は言語なので当然勉強が必要になってきます!
ただ手で表現するだけでなく、すこし似たような表現で意味が全く違う捉え方になることがあるためにトラブルなど起きないために勉強が必要になってきます。
ですが、そこまで意識することは必要なく失敗はよくある事なので失敗を学び、改善していけばいいだけなので、 VR 手話関連のイベントに参加してみてください。
また、僕たち聴覚障がい者にもフレンドになり交流する機会を増やしてみてください。
同じ日本人でも聴覚障がい者やろう文化について学べる機会ができます!
僕たちはいつでも大歓迎です!
さぁ!あなたもVR手話やってみよう!
以上で無言勢と VR 手話の相性の良さでした!
この記事のきっかけで VR 手話を興味を持つようになれましたでしょうか?
VR 手話について詳しい内容についてはこの記事を読んでみてください~
また、 VR 手話関連のイベントに興味があればこちらのイベントポスターに日程があります!
参加してみようかな?と思ってる方は僕にフレンド申請すればご案内します!
では、きょうはここまでにしたいと思います!
それでは!良い VRC ライフを!